ニュース&TOPICS
QUOカード(5,000円分)配布へのご意見に対する回答について
2021.10.14
後援会会員(保護者)の皆様へ
平素は大阪産業大学後援会活動にご理解を賜り、誠に有難うございます。
先般、郵送にて後援会会員(保護者)の皆様に対し、QUOカード(5,000円分)の配布について提案をさせていただきました。
その結果、下記の通り貴重なご意見をお寄せいただきました。
QUOカード送付についての書面審議結果について
○反対のご意見: 30件 (電話でのご意見も含む)
○賛成のご意見: 7件
○その他のご意見: 2件
約8,000人の保護者の皆様に書面にて提案させていただき、書面審議という形を取らせていただきましたが、最終的に、過半数の方々の同意を得ましたのでQUOカード(5,000円分)の配布をさせていただきます。
ご意見のある方はメールをいただきたい旨お願いしており、また、ご意見の無い方は承認に代えさせていただく旨お伝えしましたが、賛成の方の中にはわざわざ賛同のメールをいただき、ありがとうございました。
この度の提案に対しては、様々なご意見をいただいたところでございますが、その代表的なご意見に対し、後援会としての見解をお示しさせていただき、皆様のご理解を賜りたいと存じます。何卒ご理解いただきますよう、重ね重ねお願いいたします。
(重複したご意見はまとめさせていただいております。)
ご意見①
QUOカードの郵送料として約400万円を計上しているが高額だと感じます。
(回答)
学生1人当たりQUOカード郵送料に約500円の経費が必要となりますが、1件につき約500円として考えると妥当な金額ではないかと考えております。現金を銀行振込したとしても手数料は必要となりますし、安全で確実に郵送するには簡易書留で送付する必要があり、必要な経費であると考えております。
ご意見②
後援会費は学生のために直接役立つことに使っていただきたい。
(回答)
今年度、後援会行事の1つである地区教育懇談会を実施する事ができませんでした。その代替え措置の意味も込めて、後援会費を納入していただいている保護者(学生)の皆様に、学生への支援策として、全学生に少しでも役立てていただけるよう提案いたしました。
ご意見③
QUOカード専用封筒にも費用が掛かっているようですが、無料の物が無いのでしょうか。
(回答)
QUOカード専用袋は無料ですが、約8,000枚のQUOカードを専用袋に入れる作業の費用がかかります。約8,000枚を封入する為に、人手と時間がかかりますので、業者に依頼しました。後援会事務局は3名のスタッフで運営しており、他の業務もあります。後援会役員が協力して封入作業などを行う事によって、少しでも経費を抑える事も検討しましたが、コロナ禍で集まることも出来ず、確実に発送作業を進めるため、専門業者に依頼しました。
ご意見④
郵送料は普通郵便の特定記録で郵送すれば少しでも安くなるのでは無いでしょうか。
(回答)
普通郵便の特定記録で送るとポストに投函の記録しか残らない為、手渡しで必ず受領のサインのいただける簡易書留で送付することにしました。5,000円という金券でもありますし、費用が上乗せになっても、安心、安全な方法を選択する事にしました。
ご意見⑤
配送手数料について、後援会から通常郵送する料金と、今回外部委託する手数料の差はどれくらいでしょうか。
(回答)
後援会から全保護者に郵送する場合も外部委託業者に依頼しており、手数料の差はありません。
ご意見⑥
QUOカードではなく、参考書などの書籍を買うことのできる図書カードが助かります。QUOカードを頂いても使用できる場面が限られており、換金する事が多いのですが、手数料がもったいないです。
(回答)
後援会役員間で協議した際、図書カードを送付する案も出ましたが、参考書を買う必要のない学生の皆さま(特に4回生など授業の少ない学生)の事を考慮して、様々な場面で使用できるQUOカードにしました。また、QUOカードは書店でも使えますので、換金せずに書店で参考書等の購入に充てていただけましたら幸いです。
参考:QUOカードが使用できる書店として以下がございます。
ジュンク堂(全店)、ブックファースト(全店)、紀伊国屋書店(6店舗)、三省堂(22店舗)
ご意見⑦
後期に納入する後援会費(5,000円)をQUOカードの5,000円と相殺すれば、郵送費等が節約できるのではないでしょうか。
(回答)
相殺することも含めて大学側とも種々検討しましたが、結果的には、この度のQUOカード送付で皆様に還元する事になりました。
ご意見⑧
QUOカードを各家庭に送付すると郵送料が必要になるので、学生が大学に登校した際に手渡しすれば経費節減になるのではないでしょうか。
(回答)
約8,000人の学生に手渡しする事は、コロナ禍で学生が大学にいつでも来られる状態ではないので無理があると判断しました。期間を定めて時間や場所を設定しても、8,000人全員が取りに来る可能性が低い為、郵送にて確実にお届けする方法を取りました。
ご意見⑨
昨年は学費の一部減額の支援をいただきましたが、今年度は難しかったのでしょうか。
(回答)
今年度は地区懇など後援会の活動ができなかったために還元策を検討し、QUOカードを配布することに致しました。
ご意見⑩
QUOカード送付に約4,500万円も使われるなら後援会費の納入を廃止する事や学費を補助する事業に回して欲しいと思います。私立大学の学費減免を少しでも推進する為に後援会は活動して欲しいと思います。
(回答)
学費の補助にQUOカード5,000円分は微力でしかないかも知れませんが、少しでも何かのお役に立てて欲しいという想いから、この度の支援となりました。納付金の減免につきましては、後援会として何ができるか、今後も検討していきたいと思います。
ご意見⑪
約4,500万円の費用を使用するのであれば、子供たちの学校生活に直接役立つ施設の改修、充実等に活用してはいかがでしょうか。
(回答)
今回はコロナ禍でなかなか学生が大学に来ることが出来ない中、大学施設の充実よりも、直接皆様方に還元することを考えました。
ご意見⑫
学生への支援策と言うのではあれば、学食の価格を下げる等の支援を行っていただけないでしょうか。
(回答)
今回はコロナ禍でなかなか学生が大学に来ることが出来ないことから、学食の利用も難しく、直接皆様方に還元することを考えました。
以上がいただきました主なご意見に対する回答となります。(重複したご意見はまとめさせていただきました。)
私も皆様と同じ保護者の一人です。
授業料を納付する際には、授業料の他に諸費用が含まれており、その中のひとつに後援会費があります。授業料等納付金から減額(納付金からの相殺)する形を取って欲しいというご意見があり、私も皆様と同じ意見でしたので提案しましたが、大学側に承認いただけませんでした。力不足で申し訳ございません。
減額(納付金からの相殺)が出来れば無駄な費用を省け、反対意見も少なかったかと思いますが、何卒ご理解の程お願い申し上げます。
QUOカード発送につきましては、10月中旬にお届けできるよう作業を進めております。今後共、後援会活動にご理解とご協力の程よろしくお願い申し上げますと共に、今回ご賛同いただいた方や貴重なご意見いただいた方々にあらためまして感謝申し上げます。
ありがとうございました。
後援会会長 東 博美